脳解剖と機能

脳神経患者さんを受け持ったら、一番最初にお勉強する項目ではないでしょうか。脳の解剖、脳血管、脳の機能と覚えることが多すぎるのが脳神経領域です。たくさんあるし一気に覚えるには多すぎる~と感じている看護師の方も多いと思います。複雑すぎる脳解剖学と脳機能に意気消沈している方もいらっしゃると思います。

脳解剖と機能を症状と照らし合わせることで、患者さんの状態が見えてくるのが脳神経看護であり看護ケアを考える上で非常に役に立ってきます。

ぜひ、チャレンジしながら一緒に身につけていきましょう。

チェレンジの後には、必ずお祝いが待っています!

その記事は3分で読める記事です。

アセスメント

に役立つのが、脳解剖とその機能です。それらを知ることによって、患者さんがとる行動や振る舞いが理解できるようになります。脳血管を覚えるのは、その脳血管がどの脳機能に影響しているのかを知る手掛かりになります。それらを理解することは、脳神経看護ケアにつながる重要な要素が盛りだくさんなんだということがわかっていただければ幸いです。脳の大きいところから、細かいところまでを一緒に見ていきましょう。

脳は右と左で働きが違う

右と左の脳の機能をお話ししましょう。患者さんが右利き、左利きとか優位半球がどちらかとかで評価が異なりますので、患者さんをアセスメントしてください。

右の脳

は、簡単に言えば考える脳です。

左の脳

は、多くの機能は言語をつかさどります。

脳梁で左右の脳がコミュニケーション

をとることで、左右の脳がバランスを取りながら機能しています。

脳梁は右と左を分けている溝です。

看護学生の頃にくも膜下出血の患者を受け持ったことから始まり、患者さんやその家族への看護ケアの奥深さや楽しさに魅了されたしまった脳神経看護に携わって10年以上の看護師です。アメリカに渡り9回目の看護師免許試験を受けた結果、ついに合格したがタイミング悪く就職先は見つからず泣く泣く日本に帰国しました。海外派遣を経験しましたが、脳神経看護での看護の質と患者さんとその家族のWell-beingに貢献したいと決意し、専門看護師を目指して絶賛勉強中の身です。 看護以外にも熱中しているものがあり、看護師免許を取った同じ年にスキューバダイビングを始めて今はダイブマスターにまで昇格。その他にもハイキングやアクロバティックなど身体を酷使することが好きなアクティブなライフスタイルを過ごしています。大胆な行動に周りからは引かれていますが、そんなエネルギー溢れる生活が好きです。よろしくお願いいたします。

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