NIHSSでみる脳神経所見を活用しよう
NIHSSという言葉は聞いたことありますでしょうか。脳神経所見を総合的にアセスメントするためのスケールです。
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National Institutes of Health Stroke Scale
脳神経の様々な症状を点数で表すことのできるスケールです。アメリカでrt-PA療法が開始された時に開発されました。今では、治療の前後で測定し、患者さんの症状の変化を時間の経過とともに数値化できる優れものです。
「意識、視野、運動、感覚、言語」
など脳神経に関わる11項目を評価していくようになっています。スケールの評価方法は、項目Ⅰから順位進めていく、定められている方法でアセスメントするなどの決まり事があります。それは、評価というものは評価する人によって変わってしまうため、正確なアセスメント方法が求められます。この方法を守ることは患者さんの神経学的所見の正確な評価につながるため、しっかりと身につけていきたい技術と知識だと考えています。
ちょっした
フィジカルアセスメント
として、この評価方法をしっかりと身につけることで、患者さんの意識レベルが低下したり異変を感じたりした時に迅速に脳神経所見のアセスメントができるようになります。
学び方の様々なツール
NIHSSの教科書、クラス、youTubeがあるのでお試しください。教科書は非常に細かく書いてあり、1冊持っていくと「あ~なんだっけ」と思ったときに便利です。本はポケットサイズで購入できます。クラスを受講するのもお勧めです、先生や指導者の方がロールプレイで教えてくれます。受講証も受け取れます。youTubeでやり方を身ながらでもOKですが、実際に教わった方が身につく精度が高まります。スケールの評価方法を学ぶことで、患者さんの観察力があがりますし、患者さんの回復度が実際に感じ取れます。
結果から
看護ケアを考える
11項目あるスケールを使いながら、評価方法ではなくこのスケールで評価をした結果から考えられる看護ケアに焦点を当てた目線から脳神経看護ケアをお伝えいたしていこうと思います。
今日はここまで。
お読みくださりありがとうございました。
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