失語症

とは、話せない、理解できない、文字が書けない、文字が読めない、単語が出てこない、文章にならないなど人が話を聞いて、理解して会話することに障害が起きている状態のことを指します。全部が起きるわけではなく、障害部位や程度によって現れる症状は違います。

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患者さんと話すこと

で、どの機能が障害されているのかがわかります。まずは、患者さんとお話ししてみましょう。患者さんが言葉を発することができないのであれば運動性失語。話せるけど、文章がおかしかったり、単語が聞いたことない言葉を話すのであれば、感覚性失語という分類をします。

言語の機能

がある脳の場所は、右利きの人なら左側頭葉にあるブローカーとウェルニッケです。言語に問題があるということは、左脳に障害があることが予測されます(たまに左右逆の方もいますので、ご注意くださいませ)

失語症の方への看護

で大切なことは、当事者が思いを伝えられず、もどかしい気持ちでいることを理解してあげることです。海外へ旅行へ行った時に、その国の言語で伝えたい事を現地の人に伝えられない気持ちと同様です。

その気持ちを理解し、共感してくれる看護の心が必要なんです。

看護学生の頃にくも膜下出血の患者を受け持ったことから始まり、患者さんやその家族への看護ケアの奥深さや楽しさに魅了されたしまった脳神経看護に携わって10年以上の看護師です。アメリカに渡り9回目の看護師免許試験を受けた結果、ついに合格したがタイミング悪く就職先は見つからず泣く泣く日本に帰国しました。海外派遣を経験しましたが、脳神経看護での看護の質と患者さんとその家族のWell-beingに貢献したいと決意し、専門看護師を目指して絶賛勉強中の身です。 看護以外にも熱中しているものがあり、看護師免許を取った同じ年にスキューバダイビングを始めて今はダイブマスターにまで昇格。その他にもハイキングやアクロバティックなど身体を酷使することが好きなアクティブなライフスタイルを過ごしています。大胆な行動に周りからは引かれていますが、そんなエネルギー溢れる生活が好きです。よろしくお願いいたします。

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